歯周病

ご予約・お問い合わせ

045-534-5760

キービジュアル

歯周病治療が終わらない…
そのお悩み、当院にお任せください!

画像
  • 見えない菌まで徹底除去
  • 最先端の再生療法で抜歯を回避
  • 短期集中治療「FMD」も対応可能

歯周病治療の繰り返し、止めませんか?

画像

年代にもよりますが、成人した日本人の2人に1人が罹患していると言われる「歯周病」。そんな歯周病を歯科医院で治療していても、以下のようなお悩みを抱える方は少なくありません。
「どれだけ治療を続けても良くならない」
「抜歯が避けられないと言われた」
「気づけば歯がどんどん失われている」
このように歯周病治療が思うように進まない背景には、2つの理由が考えられます。

理由1:毎日のケアや生活習慣が改善されていない

画像

歯周病は「生活習慣病」の一種です。どれだけ治療を受けても、日々の習慣が変わらなければ改善は難しいのです。

  • 歯磨きが適切にできているか
  • 喫煙習慣がある場合、禁煙を試みているか
  • 規則正しい生活や十分な睡眠を心がけているか

これらが守られていないと、歯周病リスクが高まる一方です。

理由2:歯科医院の治療が十分ではない

画像

歯周病は「細菌による感染症」です。歯石や歯垢を取り除くだけでは改善しないケースも多く、特に目に見えない細菌に直接アプローチするような科学的な治療が必要となる場合があります。

今の歯科医院での治療を続けても、良くなる兆しがないとお思いの方、当院では「セカンドオピニオン」にも対応していますので、ぜひご相談ください。

注目!「JIADS」で学んだドクターが担当

画像

当院の院長、Dr.廣瀬は「JIADS」をはじめとする多くの学会やセミナーに足を運び、歯周病について学んきました。例えば、JIADS(Japan Institute for Advanced Dental Studies)は、日本の歯科医師向けに高度な研修や教育を提供する機関です。特に、歯周病治療、インプラント治療、補綴治療などの分野で、科学的根拠に基づいた治療技術の向上を目的としています。

当院では、こうした専門知識、技術の向上に日々努めています。

  • 画像
  • 画像
  • 画像
  • 画像

当院の「歯周病治療プログラム」とは?

画像

歯周病治療を成功に導くために、最も大切なことは何だと思いますか?それは、「正確な診断」です。診断を誤ると、いくら治療を行っても十分な効果が得られないばかりか、症状が悪化する恐れさえあります。

当院では、患者さん一人ひとりの状態を正確に把握するため、徹底した検査を実施し、最適な治療法をご提案しています。

1.歯周ポケット検査

画像

歯周病の進行度を調べるために、歯と歯ぐきの間の「歯周ポケット」の深さを測定します。この検査結果をもとに、歯ぐきの健康状態を評価します。

2.咬合検査

画像

当院では、噛み合わせの問題を詳しく調べるために「オクルーザルラボ マウスピース(オラモ)」を使用した検査を行っています。センサーを口腔内に挿入し、咬合した時の咬合力最大値を計測するものです。噛み合わせの負担や歯・顎への影響を分析し、見た目では見えにくい問題も把握していきます。

3.CT検査・レントゲン検査

画像

歯周病は顎の骨を溶かしていく病気です。そのため、CTやレントゲンを使用し、骨の状態を詳細に確認します。骨のダメージ具合や病状の進行を正確に把握できます。

4.口腔内写真

画像

口腔内を高精度なカメラで撮影し、歯並びや噛み合わせ、磨き残しの有無、治療前後の変化を記録します。随時記録し、観察しながら、今後の治療計画をより具体的に立てていきます。

5.位相差顕微鏡検査

画像

位相差顕微鏡」という特殊な機器を使って、生きたままの細菌を観察します。この検査を治療前後に行い、細菌の状態や治療効果を可視化し、科学的根拠に基づいた治療を提供します。

6.唾液検査(SMT)

画像

唾液を分析することで、細菌や口腔内の健康状態を評価します。この検査により、歯周病や虫歯のリスクを数値化し、予防のための具体的なアドバイスを行います。

⑦遺伝子検査(PCR)

画像

遺伝子検査(PCR検査)を行うことでお口の中にいる細菌の種類や数を調べることができます。虫歯や歯周病の原因となる細菌のDNAを検出し、感染のリスクを把握することで、より効果的な予防や治療が可能になります。

細菌に着目した治療アプローチ

画像

歯周病は「細菌による感染症」であるため、細菌の除去が治療の基本です。しかし、目に見える歯石や歯垢の除去だけでは完全に細菌を排除することはできません。そこで当院では、見えない細菌にも直接アプローチする治療法を取り入れています。

1.歯周内科療法

画像

当院では歯周病の原因となる細菌に着目した治療法として、次のような内科療法にも取り組んでいます。

内服薬「ジスロマック」

画像

歯周病菌を効果的に殺菌するために、抗生物質「ジスロマック」を使用します。炎症を抑える効果や、歯垢が形成されにくくなる作用が期待できます。

「3DS」治療法

画像

口腔内に専用の薬剤を塗布し、細菌の除去と再付着を防ぐ治療法です。継続的な管理により、歯周病の再発リスクを抑えます。

エアフローの活用

画像

エアフロー」は、超微粒子パウダーを歯周ポケット内に吹き付けて細菌の塊(バイオフィルム)を除去する機器です。歯や歯茎を傷つけることなく、表面に付着した細菌や汚れを取り除くことが可能です。また、歯周病菌の除去によって「口臭改善」も期待できます。

重度の歯周病に対する「歯周組織再生療法」

画像

歯周病が進行すると、顎の骨が溶けて歯がぐらつき、最悪の場合は「抜歯」が必要になります。しかし、当院では自分の歯を1本でも多く残すため、可能な限り抜歯を回避する取り組み「再生療法を行っています。

エムドゲイン療法

画像

エムドゲイン療法とは、「エムドゲイン・ゲル」というタンパク質の一種を患部に塗布することで、歯が生える際の自然な環境を再現し、歯周組織を再生させる治療法です。歯周病で損なわれた組織を修復し、健康な歯茎と骨を取り戻すことが目的です。

失われた骨がエムドゲインによって再生していく過程を下記からご覧いただけますので、ご興味のある方はご覧ください。

リグロス療法(保険適用)

画像

リグロスはエムドゲインと同様の効果を持つ再生治療法ですが、保険適用となっているため、より低コストで治療を受けることが可能です。

GTR法(組織誘導再生法)

GTR法は特殊な膜を用いて、歯周組織が再生するための環境を整える治療法です。歯周病で失われた骨や歯周組織を効率的に回復させるため、重度の症例にも対応可能です。

画像

重度歯周病に対応する「歯周外科治療」

画像

歯周病が進行すると、歯周ポケットが深くなり、通常の治療では器具が届かない箇所に歯石が蓄積することがあります。このようなケースでは、深い部分の歯石や汚れを徹底的に除去するために「歯周外科治療」を行います。当院では、「FOP法(歯肉剥離掻爬手術)」と「ルートセパレーション」、「歯肉移植術」の3つの治療法を採用しています。

それぞれの治療法をご紹介します。

1.FOP法(歯肉剥離掻爬手術)

歯周病が初期の段階では、歯周ポケットが浅いため歯石の除去が比較的簡単です。しかし、進行すると歯石が歯周ポケットの奥深くに溜まり、通常の治療では除去が困難になります。

FOP法は、局所麻酔を施した後に歯茎を切開し、隠れた歯石を直接除去する治療法です。この方法によって、奥深い歯石をしっかり取り除きます。治療後、歯周ポケットが浅くなるため、プラークの蓄積が減少し、再発リスクを抑えることができます。

画像

2.ルートセパレーション

歯茎が退縮すると、歯と歯茎の間に隙間が生じ、特に「歯の根っこの分岐部」である「分岐部」に病変が発生しやすくなります。この分岐部病変は、通常の治療器具では届きにくく、特別な処置が必要となります。

ルートセパレーションでは、問題のある歯を分割して清掃しやすい状態にします。治療後には分割した歯に被せ物を装着し、機能性と見た目をしっかり回復させます。重度の歯周病においても歯をできるだけ残すことを目指す選択肢の一つです。

3.歯肉移植術

画像

歯周病が進行し歯茎が著しく退縮した場合、歯を守るために「歯肉移植術」を行うことがあります。他の部位から健康な歯茎を移植し、退縮した歯茎を補う治療法です。歯茎の健康を取り戻すことで、歯のぐらつきを抑え、見た目も改善します。

コラムより精密で負担の少ない治療を「マイクロサージェリー」

画像

マイクロサージェリーとは、歯科用顕微鏡を使った精密治療のことです。肉眼では見えない細部を最大20倍に拡大して診断・治療することで、より正確で負担の少ない治療を実現します。

マイクロサージェリーのメリット

・歯を削る量を最小限に
健康な歯をできるだけ残せる治療が可能です。
・痛みや腫れを軽減
不必要な組織を傷つけないため、回復が早くなります。

当院では、マイクロサージェリーを取り入れ、患者さんに優しい治療を提供しています。「歯をできるだけ残したい」「精密な治療を受けたい」という方は、ぜひご相談ください。

治癒を促進させるための取り組み

画像

当院では、歯周病治療の効果を高め、患者さんの治癒を促進するために、以下の取り組みを実施しています。

ビタミンC点滴で回復力をサポート

画像

当院では、歯周病の治療をサポートする目的でビタミンC点滴を取り入れています。ビタミンCは組織の修復を促し、抗酸化作用で炎症を軽減する効果があります。治療後の回復を早めるだけでなく、免疫力の向上にも役立つため、より高い治癒効果を期待できます。

短期間での治療を希望される方へーFMD療法

画像

当院では、短期間で歯周病治療を終えたい方に「FMD(フルマウスディスインフェクション)」という治療法をご提案する場合があります。通常の歯周病治療では、口腔内を複数のブロックに分けて順次治療を行います。しかし、治療に数週間から数か月を要するため、その間に治療済みの部位に再び細菌が繁殖するリスクがあります。

FMD療法では、1~2回の治療で口腔内全体の細菌を徹底的に除去し、再感染を防ぐことが可能です。適応症例が限られますが、短期集中での治療を希望される方はご相談ください。

専属の歯科衛生士による継続ケア

画像

歯周病治療では、治療後の継続的なケアがとても重要です。当院では「歯科衛生士担当制」を採用し、毎回同じ衛生士が患者さんを担当します。専属の衛生士が患者さんの口腔内の状態や治療経過をしっかり把握しているため、悪化の兆候をいち早く察知し、必要な処置を適切に行うことが可能です。

また、生活習慣の改善に関するアドバイスも個別に提供することで、再発リスクを減らします。

歯周病は「全身の健康」に関わる病気です

画像

歯周病は単なる口腔内の病気ではなく、全身疾患との関連が指摘されています。以下の疾患と深く関係していることが研究で明らかになっています。

  • 糖尿病
  • アルツハイマー病
  • 脳卒中
  • 狭心症
  • 心筋梗塞

生活習慣が改善されない限り、再発のリスクを完全に排除することはできません。歯周病を繰り返すことで歯が失われるだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

当院では、歯周病治療と並行して生活習慣の改善をサポートし、患者さんが健康な口腔環境を維持できるよう努めています。歯周病を「口の中だけの病気」と軽視せず、全身の健康のためにも早めのケアを心がけてください。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

反町ひろせ歯科クリニック

24時間受付中
WEB予約

ご予約・お問い合わせ045-534-5760

〒221-0825
神奈川県横浜市神奈川区
反町3−18−1 ラフィネ横浜1F